兵庫県建築士会は、建築士の社会的地位の向上と建築文化の進展並びに建築の専門家としての社会貢献などを目的として、建築士法に基づいて昭和27(1952)年に兵庫県内で設立され、それ以来70年以上にわたり多様な活動を続けています。
平成25(2013)年4月に公益社団法人の認可を受け、多様な地域に多彩な文化を有する兵庫県下で、建築士の資格を有する会員が地域に根ざした活動を行っています。
会長挨拶
みなさん、こんにちは。
このたび、兵庫県建築士会の会長に就任いたしました正木恵子と申します。
これまで私は、兵庫県建築士会の進取の気風と自由闊達なのびのびとした雰囲気の中で、30年以上にわたり皆さんと共に様々な活動に携わってきました。これからは培ってきた経験と人との絆を糧にして、会員の皆さんはもちろん、地域社会にとって、さらに魅力ある建築士会の実現に微力を尽くしてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
兵庫県建築士会は、令和4年に創立70周年を迎えましたが、創立以来、建築の専門家としての自己研鑽とともに、一貫して地域に密着した活動を続けることで建築と社会とのつながりを築き、建築士の社会的信頼の獲得に努めてまいりました。現在では、市民向けの建築相談や、行政と連携した防災や住教育の普及啓発や、地域社会との協働のまちづくりの支援・実践活動などを通じて、公益社団法人として、建築士の職能を活かした安全安心な住まいやまちづくりにつながる多彩な社会貢献に尽力しています。
こうした幅広い活動のできる原動力は、何と言っても建築士会が持つ多様性だといえるでしょう。建築士会は、建築士の資格を有する個人が会員となり構成された組織です。会員の専門領域は、設計、施工、行政、研究、教育、審査、福祉など幅広く、この多様な<人財>こそが建築士会のもつ大きな魅力です。建築士個人としてお互いを尊重し、認め合い、理解を深めあう中で、自らも成長してゆける<場>がここにあると私は考えます。
さらに、本会は全国の都道府県の建築士会と連携を持つ組織であり、全国大会や地域ブロックの活動を通して、さまざまな仲間とのつながりを広げてゆくこともできます。ここ数年来のコロナ禍のなかで、既に私たちは<時空を超えるツール>を獲得しています。今後は、オンラインでもリアルでもつながりを持つチャンスは拡大してゆくでしょう。
これから、建築士としての職能と社会的地位の向上のためには、多くの会員が積極的にさまざまな活動に参画し、広く会の内外でのつながりがもてる機会と環境をさらに整えてゆくことが大切です。皆さんご一緒に、70周年記念のテーマ<多様性を力に継承から進化へ>を目指して、活力と魅力ある建築士会をつくってまいりませんか。
兵庫県建築士会には、<ここでしか出会えない人>がいます。
ここで、集い、語り合い、学び合い、次のステージに登りましょう。
皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。
令和5年6月
兵庫県建築士会概要
団体名
公益社団法人 兵庫県建築士会
設立
昭和32年12月27日 社団法人設立認可
平成25年4月1日 公益社団法人認可
理事
- 会長正木 恵子
- 副会長田村 嘉朗
- 副会長岡崎 雅彦
- 副会長橋本 育子
- 副会長西嶋 宣久
委員長
- 戎 孝之(総務委員長)
- 阪口 晴彦(企画情報委員長)
- 槇本 光展(研修委員長)
- 岸野 裕児(まちづくり委員長)
- 髙麗 憲志(青年委員長)
- 有賀 芳子(女性委員長)
本部
- 上田 達也
- 杉本 雅子
- 西尾 高雄
- 森崎 輝行
- 山本 幸治
神戸ブロック
- 佐々木 博司(神戸支部長)
阪神ブロック
- 廣瀬 克也(阪神支部長)
- 野上 伸二 (三田支部長)
東播ブロック
- 嶋本 浩史(明石支部長)
- 小西 敏文(加古川支部長)
- 金田 成寿(北播磨支部長)
- 細見 典行(柏原支部長)
西播ブロック
- 石原 弘一(姫路支部長)
- 江藤 康弘(龍野支部長)
- 釣 昭彦(赤穂支部長)
但馬ブロック
- 林 勤(豊岡支部長)
- 熊田 得男(南但支部長)
- 古家 学(浜坂支部長)
監事
- 前川 象二郎
- 矢幡 稔
活動内容
専門技術を生かした地域・社会的活動の推進
情報交換と交流
建築行政・建築団体等の協力
専門知識や技術の習得
事務局所在地
〒650-0011
兵庫県神戸市中央区下山手通4丁目6−11 エクセル山手 2F
会員数
- 1,299人
- 33社
2023年4月1日現在
認可
兵庫県指令建指第2845号 指定登録機関
情報公開
- 定款PDF
- 令和6年度基本施策・重点施策PDF
- 令和6年度事業計画PDF
- 令和6年度予算書PDF
- 令和5年度事業報告PDF
- 令和5年度正味財産増減計算書PDF
- 令和5年度貸借対照表PDF